菊芋、キクイモはイヌリンという「天然のインスリン」として血糖値を下げたり、生活習慣病の改善への効能効果が期待される成分を含んだ植物、食物です。
(出典:wikipedia)
菊芋は芋の仲間ではない?
菊芋は植物の分類学上「キク科ヒマワリ属」に属しており、食用として大きくなった根の部分を食します。
天ぷらにする、とか菊芋のレシピとしてネット上でも多数掲載されており、その食べ方もいろいろ工夫されていますが、ジャガイモ等と比較して独特の風味や年中簡単に手に入るモノではないことからなかなかメジャーにはなっていません。
草丈1.5〜3mと大きくなり、菊に似た黄色い花をつけ、根が大きくなり芋のようになるのでこの名前がつけられています。
又原産は北アメリカとされており、日本には江戸時代末期に飼料用として入ってきました。
非常に繁殖力が強く、全国各地で見られます。その繁殖力の強さから他の植物と競争して、駆逐する危険性があることから、環境省から要注意外来生物に指定されています。
菊芋の収穫時期と旬
菊芋は9月から10月かけて花が咲き、その後秋にかけて根が大きくなり11月から翌年の春頃まで収穫できます。
しかし、実際多く出回るのは11月から12月にかけてで、年がら年中スーパーで見かけるものではない、というのが現状です。
又、スーパー等では生鮮食品としてなかなか入手できないので、産直や道の駅の野菜売り場等まで買いに行かれる方も多いです。
菊芋の効能効果
主成分はイヌリンを含む食物繊維です。
イヌリンの効能効果については①血糖値の上昇を抑制②腸内環境の改善③脂肪吸収・血中脂肪の抑制等が以前から大きな注目を集めています。
菊芋には13-20%のイヌリンが含まれている、といわれています。
又、この点も通常の芋類と大きく異なっている点なのですが、デンプンがほとんど含まれていません。
上記のような期待される効能効果から健康食品だけではなく、糖質を制限する食物としてダイエット食品としても注目され、乾燥させたものやそれを粉末にしたものやお茶等で商品化され販売されています。
フランスキクイモ、赤菊芋とは?
菊芋の仲間ですが、丸く白い一般的な菊芋とは形状・味・成分ともに違うものでフランスキクイモ、赤菊芋というものがあります。
その中でも茨城大学農学部との共同研究でつくられた、茨城県大子町産のフランス種紅菊芋の商標ブランドで、血糖値の上昇を抑制することが証明された品種の赤菊芋の粉末パウダーで、産経新聞社が販売しています紅菊姫についての体験・口コミを当サイトではご紹介しています。
イヌリンの含有量が一般的な菊芋より多い、というこのフランス種赤(紅)菊芋を当サイト管理人は「紅菊姫」を味噌汁に入れたりして食べております。
その効能効果についての実際の体験・口コミをまとめてご紹介しています。
ご自身の健康を気にされて当サイトを訪れた方も多い、と思いますので、お役に立てると幸いです。