イヌリンは植物によって作られる多糖類の一群で、炭水化物の一種、果糖の重合体です・・・と何やらややこしいですが、
水溶性(水に溶ける)食物繊維の一種、となると分かりやすいので僕はそう理解しています。
イヌリンは菊芋に多く含まれる
イヌリンを多く含む植物は、キクイモ、ダリア、ゴボウ、タマネギ、ニンニク等ですが、菊芋の含有量が最も多いです。
イヌリンに期待される効能効果
●イヌリンはデンプンのように消化吸収されやすいものではありません。
又、イヌリンは砂糖や他の炭水化物と比較して3分の1から4分の1程度のエネルギーしか含まず、脂肪と比べて6分の1から9分の1程度のエネルギーしか含まない・・・という事で、糖質制限のダイエットとかによさそうですね。
そして、糖として消化吸収、分解されにくいので血糖値が上昇せず、糖尿病治療に有効性がある、と期待されています。
●イヌリンは腸内の細菌にとって有益な物質となります。
イヌリンは消化吸収されにくいため、腸内に残り、それが腸内の細菌にとって有益な物質(最近にとっての栄養分)となるので、腸内ビフィズス菌(善玉菌)の増殖を促進する、と期待されています。
●イヌリンは脂肪を包み込む機能を持っていて、脂肪吸収を防ぐ効果がある、と期待されています。
イヌリンの健康への貢献、期待はかなり前から云われていて、その含有量が最も多い菊芋は多くの人に食されてきています。
僕は、菊芋の中でも赤菊芋・・・の中でも大学との共同研究の結果誕生したフランス産紅菊芋の粉末パウダー「紅菊姫」を食事に取り入れて
います。
紅菊姫は、イヌリンを多く含む菊芋の中でもさらに多くイヌリンを含んでおり、学会で血糖値上昇の抑制に関する効能効果が発表された品種です。
(紅菊姫を購入した時に添付されている小冊子より)
菊芋は年がら年中簡単に手に入るものでもなく、レシピや食べ方も工夫が必要なようですので、このような粉末状態のものを重宝して使い始めました。
一般の白い菊芋とは全然違うものであること、薬との併用を気にしなくて良い無農薬の自然食品である事、産経新聞社が販売元で信頼ができる事などから紅菊姫を購入しました。
(以上、僕の体験感想以外はwikipedia及び紅菊姫の小冊子を参考に書かせていただきました。)