イヌリンの効果とは?

イヌリンに期待される効果には、①食後の血糖値上昇を緩和②腸内環境の改善③便秘の解消④ダイエット効果などがあります。

イヌリンは植物によって作られる多糖類の一種で、かつ水溶性(水に溶ける)食物繊維の一種です。

イヌリンを多く含む植物は、キクイモ、ダリア、ゴボウ、タマネギ、ニンニク等ですが、菊芋の含有量が最も多く約10%〜12%といわれています。

又イヌリンの持つ糖質は消化酵素では分解されず消化吸収が難しい(難消化性)の性質を持っています。

そして腸内で発酵分解され、ゲル状になってほかの糖質の吸収を妨げ、同時に腸内分解によってオリゴ糖に代わり腸内細菌(善玉菌など)の栄養になります。

ブドウ糖の生成が抑制され、肝臓への負担が軽い、ひいてはインシュリンの分泌量を低下させる・・・等の効果が期待されています。

①食後の血糖値上昇を緩和

イヌリンがゲル化して、他の食物も巻き込んで消化器官の中を通っていくので食べたものの栄養吸収をさまたげます。

糖質の吸収率を下げる事で、結果食後の急速な血糖値の上昇を抑える、と言われています。

血糖値の急激な上昇を抑えるので、インスリンの分泌量も下げる傾向で、結果として糖尿病のリスクをさげます。

②腸内環境の改善

イヌリンは腸の中で発酵分解されてオリゴ糖になり、このオリゴ糖は腸内の善玉菌の栄養分になって、善玉菌の繁殖を助け、結果腸内の環境を改善していきます。

③便秘の解消

イヌリンは消化器の中でゲル状になってほかの食物を吸着して大きくなるために腸の運動を活発にします。

その結果腸内にたまった便を押し出す事に大きな力となります。

食物繊維特有の働きです。

④ダイエット効果

イヌリンは、食事の吸収率を下げ、同時に便秘解消効果も大きいのでダイエット効果が期待できます。

又消化器内で膨れ上がるために、満腹感を得ることができ過食防止役立ち、腸内に長くとどまるために腹持ちがよく間食を減らすことのも貢献します。

⇒出典、参考はこちら。

以上イヌリンに期待される効果をみてきましたが、これらは菊芋そのものの効能効果と密接に関係しています。

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